前回の「なつぞら」が終わって、いつの間にか1ヵ月以上が経っている。
今では、あんなに好きだった「なつぞら」の題名さえなかなか思い出せない。
今回の「スカーレット」、「なつぞら」に劣らず面白い。
まず、モデルがいるというのが、やはり真実味があっていい。
信楽焼の女性陶芸家、実在の神山清子さん、ユーチューブでは、トークしておられる姿を見ることが出来る。
すばらしい功績がある方で、しかもその苦労、波乱万丈な人生は、さながらドラマなのだ。
脇役を埋める人も、著名人ばかりで、特に荒木荘の女主人「荒木さだ」さんは、鴨居羊子さんがモデルだということ。
恥ずかしながら、私は神山清子さんも鴨居羊子さんも存じ上げない。
ただ、羽野晶紀さんは調べてみると役にぴったり。育ちの良さ、底抜けの明るさ、ベストキャスティングだと思った。
「スカーレット」という題名も最初は何のことだろう、と思った。
分かったことは、炎のような「緋色」、だということ。
陶芸家⇒窯⇒炎⇒緋色 すなわち陶芸家の情熱ということかなあ。