2021年07月29日

読後感 “ダーリンの進化論”

高嶋ちさ子著 2021年 小学館発行

 著者の本業はバイオリニスト、もちろん作家ではない。これって本人の直筆なのか、話した内容をライターさんが編集されたのか。
 本人の直筆なら、ほんとうに健筆だなあ、と思った。
 内容が4コマ漫画を読むようにスラスラと読め、しかもユーモラスである。
 家族8人を、それぞれ軸にすれば、それぞれのストーリーが8冊は書けるとおっしゃっている。ぜひ書いてもらいたい。
 一般家庭にも、それなりのドラマがある。
 幸せなことばかりではない、悩み事や辛いこともあるだろう。
 高嶋家も例外ではないが、彼女の家族は全員底抜けに明るい。
 天性のものか、培われた人格の問題か分からないが、こんな考え方、生き方が出来ればいいなあ、と心から羨ましく思った。
 ただ彼女がこんなに自分に自信があるのは、ゆるぎないバイオリニストとしての地位とその実力が、根底にあるからだろう。
 もちろんそれは、彼女の並々ならぬ努力とお母上の導きがあったからこそだと、この本を読んで納得したことだった。
posted by hidamari at 21:46| Comment(0) | 読後感・映画の感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする