2005年07月20日

道路端のカンナの花


20050720ebb4de6e.jpg 百日紅の花とカンナの花は、夏の1つの象徴である。

 ギラギラと照り付ける太陽の元で、真っ赤なカンナと緑の葉はよく映える。1個1個の花弁は次々に枯れていくのに、後から後からめげずに、咲き続けるのだ。しかも5月頃から11月頃まで長い長い間を。

 道路端のその花は、ほこりをかぶりながら、水だって雨を待つしかないのに、誰に媚びるでもなく、たんたんと咲き続ける。その姿は、気高いはずなのに、何だか私の気持ちを悲しくさせるのである。

 遠い昔、我が家の井戸の側には、父が育てていた黄色いカンナが、ほんとに長い期間咲いていた。

 腕組みした着物姿の父が、あかず、その花を眺めていたものだ。カンナの花を悲しく感じるのは、父の後姿にダブらせて、父恋しさが募るからかもしれない。
posted by hidamari at 09:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 花・草木・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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