2005年08月01日

藪椿(やぶつばき)


2005080100b03a22.jpg※bP 出会い
 私が慎ちゃんを知ったのは、まるで、部屋に小鳥が迷い込んできたように、ある日突然のことだった。
 
 昭和32年春、私が小学校6年生の時である。
 ある日、いつものように学校から帰って、2階の子供部屋に駆け込み、窓を開け、外を見た。
 
 いつもは、三崎のおじさん1人で畑仕事をしているのに、もう1人、丸坊主頭の小さな男の子が、不釣合いな大きな鍬を振り上げて、土を必死に耕していたのだ。
(あれは、は何だ!)
 一瞬目を疑った。何しろその男の子は、畑仕事をするにはあまりにも小さかったのだ。
 
 しばらく様子を見ていたが、きっと母は、何か知っているかもしれないと思い、私はバタバタと階段を駆け下った。※2へ

(写真は、去年の冬、山で折ってきた藪椿。このタイトルで小説を書いてみたい。毎日では飽くので、カテゴリー 小説[藪椿]※bナ続けていくつもりである)



posted by hidamari at 12:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 [藪椿] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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