2005年08月07日

1杯の水とりんご


2005080755d874a9.jpg※4 出会い
 三崎のおばあさんには、今一緒に暮らしている長男の秀夫さんの他に、既に隣の部落に嫁いでいる長女の守山ミツエさんと、博多で所帯を持っている二男の昭夫さんの、子供3人がいること。
 ミツエさんは、母より年長で子供が男3、女1と4人もいること。昭夫さんにも、2人の子供がいること。
 秀夫さんは、戦時中、南方で風土病にかかって、途中で帰ってきたこと。でも今ではすっかり直っているのに、未だに独身で、おばあさんと2人で農業をしていること。
 おじいさんは亡くなっているが、三崎さんの家は、かなりの資産家で、山や田畑がたくさんあること。
 私の家の後に隣接している、今正に慎ちゃんが働いている畑も、家の前を通っている細い公道を挟んで高台にある畑も、三崎さんちのものであること。

 それらのことは、子供の私も、毎日の暮らしの中で、見聞きして、何となく知っていたことである。

 母は、どこから話そうかと、考えていた。
「…真理子も知っとるよねー、ミツエさんのご主人が、役場に勤めとられるとは…」
「うん」
「あそこのウチも、ウチと一緒で、満州からの引揚者なんよ」※5へ

(写真は、朝起きてすぐ戴く、1杯のナチュラルミネラルウォーターとりんご。水は常温、りんごは半分でいい。これが、私の便秘解消法)
(上記は小説で、カテゴリー小説[藪椿]で連載中)
posted by hidamari at 10:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 [藪椿] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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