2006年03月14日

玄関飾り土間の飾り付け


料理教コ先生宅の玄関内.jpg※23
 6月の半ばになっていた。
 晴美は、佳代から引き継いだ仕事を、今では概ね1人でこなす事が出来るようになっていた。
 佳代は妊娠7ヶ月になっているのでお腹も目立つぐらいに大きくなっている。それにこの6月という気候も加わってか、とても気だるそうにため息ばかりついている。時々、出産、子育が不安になるのか、これ以上働く自信がないので退職するかもしれない、と弱音を吐いたりする。
 その度に、晴美と秋津は、辞めることはないよ私たち応援するから頑張って、と励ましているのだ。
 晴美、佳代、秋津は同じ係りとして、行動を共にしているので、職場では家族のようなものだった。晴美は、最近では、口うるさい秋津もお母さんみたいな人と思って上手につき合っている。
 自然と、昼食も3人一緒にすることになる。

 病院には、夜勤する看護師のための仮眠室の他、管理部門にも女性専用の休憩室が設置されている。
 晴美たち3人はいつも、1階にあるその休憩室で昼食を取り、その後そのまま、テレビを観たり、横になったりして、お昼休みを過ごすのである。
 その日、既に先客があった。※24へ

(写真は、料理教室の先生宅玄関内の飾り土間。ゼラニウムと松ぼっくり)
(上記小説は、カテゴリー短編小説[茜雲]で連載中)

posted by hidamari at 19:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説〔茜雲〕 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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