2006年08月04日

横浜中華街


横浜中華街.jpg17
 茂に連絡が取れなかったのはたった1晩のことだったのに、遙にとっては長い長い時間だった。
 朝メールを開き、茂の名前が飛び込んで来た時、鉛のように重かった身体がスッコンと軽くなったのだ。
 もうこれからは意地など張らずに素直になろうと思った。
 なぜなら、連絡がとれないまま、一方的に待つことの苦しさは、何よりも耐えがたかったからだ。
 茂から誘われるのをじっと待っているより、自尊心がちょっと傷ついても、自分からどんどんアタックしよう。
 その方がうんと楽。
 そして、心身ともに恋人同士になろう。
 遙は一刻も早く茂に会って、そのことを実現したかった。
「夕方、マロニエで待ってる。必ず来て下さい」と、メールを打った。18へ

(上記小説は、カテゴリー短編小説〔喫茶店〕で連載中)
(写真は横浜中華街。埼玉旅行の帰りに横浜に寄り1泊。中華街でおいしい中華料理を食べました)

posted by hidamari at 22:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説〔喫茶店〕 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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