2008年06月02日

小説・目障りな女

 bP
 お昼休み、会社の化粧室は、女性社員がひっきりなしに出入りする。奈緒は、なるだけその時間、化粧室には近づかないようにしている。なぜなら、殆んどが顔見知りの女子社員同士、顔を合わせると立ち話をする羽目になるからである。特にお昼休みとなると長話になる。話の途中で立ち去る訳にはいかない。殆んどがくだらない他人の噂話になる。
 噂話など聞いて得することなど殆んどない。ただ、後味の悪い思いをするだけなのだ。
 だから、奈緒はお手洗いを済ませると、化粧直しはお手洗いの外の小さい鏡でさっと済ませることにしている。

 富田自動車は日本を代表する大手の自動車製造会社である。
 津山奈緒は今年32歳。富田自動車九州の販売課に勤務している。職場結婚して10年になる。
 夫正也は34歳、現在、上の原販売店に勤務する営業マンである。bQへ

(上記小説は、カテゴリー、短編小説・つぶらなひとみ[目障りな女]で連載中)
 
posted by hidamari at 22:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 短編小説・つぶらなひとみ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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