2008年08月20日

 ある教師
 教師は時間になると1秒も違わず教壇に立つ
 黒板に向かってただひたすら文字を書く 書く
 教務机に戻ると手引書を読む 読む
 黒板と教務机の間を行ったり来たり
 生徒の顔を見ることは殆んどない
 チャイムが鳴ると1秒も違わず授業は終る
 「起立、礼」
 頭を上げた時は、教師はもうドアに向かっている

 ある日教師は生徒に質問した
 A子は驚いた
 教科書の欄外にその質問と解答がメモしてあった
 そうA子の教科書は姉さんのお下がり
 教師は2年前A子の姉たちにも同じ質問をしていたのだ

 A子はなぜか先生に急に親しみを感じた
 姉さんもこの先生からこんな風に授業を受けたのだ
 姉さんが質問されたことを全てメモしてくれていたお蔭で
 A子はその後優等生になった
 それだからA子はこの教師が好きになった

 真面目といえば真面目
 不真面目といえば不真面目
 こんな教師は今の時代にもいるのだろうか

posted by hidamari at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩歌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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