2008年09月27日

映画の感想

 フランス映画「男と女」
 この映画、今までに何回か見たことがあるが、最近テレビで放映していたのを録画したので、今日また見ることにした。
 大きなテレビで見るとまた違うかと思ったのだ。
 1966年作だから、42年も前の映画なのに、ギャップはない。
 場面毎の景色が額縁の中の絵のようにしっとりと美しい。はっきりしたカラーでないのがいい。モノクローム、セピアトーンの映像が音楽にマッチしていて、強烈に心にしみこんでくる。

 この映画の印象は何といっても、バックに流れている音楽なのだが、私が好きだと思ったのは、女が常に思い出す既に亡くなっている夫が、ある時歌っていたサンバである。
 サンバがこんなに魅力的な音楽だとは思わなかった。

 「男と女」というタイトル、それほど、幅広い物語りではない。ごく普通の男女の恋愛話ではなかろうか。
 ただちょっと特異なのは、お互いに、死に別れた夫、妻があったこと。そして過去の人はいい思い出しか残っていないということ。それが単なる感傷だと気付くまでちょっと紆余曲折があったという物語である。
 たったそれだけの筋書きなのに、景色の美しさと、音楽でいつまでも心に残る。
 いい映画は、何回見ても、見る度に新たな感動を与えてくれるのである。


posted by hidamari at 23:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 読後感・映画の感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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