2008年10月05日

 赤ちゃん
 国道から 車1台しか通れない道に入っていくと
 その奥に 小さなコミュニティーがありました
 そこはまるで童話の中のような世界です
 大きくてりっぱなお家が6軒
 中央の広場を囲むように建っています
 
 それぞれのお家にはおじいさん おばあさん
 おとうさん おかあさん 子どもたちが
 住んでいます
 おじいさんたちが広場にある大きな木を利用して
 竹のやぐらや、ブランコを作りました
 おばあさんたちは花壇を作り季節の花を植えました
 広場の周りには小川が流れています
 男の子たちは裸足で小川に入り キャーキャー言いながら
 メダカをすくっています
 女の子たちはブランコに乗っています

 どこのお家も玄関は開けっ放しです
 ここには 知らない人は入って来ません
 なぜならこのコミュニティーが行き止まりだからです
 ある1軒のお家の若いおかあさんが
 生まれたての赤ちゃんをだっこしてお家から出てきました
 女の子たちがまっ先に寄ってきて
 かわるがわるだっこしました
 そのうちに男の子たちも集まってきました
 おじいさん おばあさんたちも集まってきました
 まだ生まれて1ヵ月しかたっていない女の赤ちゃんです
 とても小さくてまだ壊れそうです
 でも もうコミュニティーの人気者なのです
 赤ちゃんはかけがえのない宝物だということを
 誰もが自然と分かっているのです
 
 若いおかあさんは そろそろお昼ねの時間だから と赤ちゃんをだっこしてお家の中へ入ってしまいました
 子どもたちはまたそれぞれの場所へ戻りました
 おじいさんおばあさんたちも 夫々の家の周りにある畑仕事に再び精をだしました

 童話の世界ではなく現実にある話です
 
 
posted by hidamari at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩歌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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