2009年05月26日

 夜の雷
 夕方まではいい天気だった
 ただ生温い風が吹いていたのは確か
 夕食後夫が居間を占領して格闘技のテレビを見ている
 仕方なく寝室に引き揚げ 私は私で好きな番組を見る
 何も問題ないはずなのに
 なぜだろう このイライラは 
 この不安な気持ちは
 胸が締め付けられる
 気分が滅入る
 決して夫に対してではない

 そう さっきから鳴り出した雷の低いバリバリ音が
 私の両耳の外をウロウロ旋回しているからだ
 それが左耳の中に始終聞こえる耳鳴りとガチンコして頭の中をかけめぐるのだ
 締め切った部屋の中がやけに煌々としているのも圧迫感を誘う
 それが微妙にイライラを増長させるのか
 外は雨が降っているのか いないのか
 雨音が聞こえるわけではない
 外の様子がわからない
 ただひっきりなしに続いている雷の低いバリバリ音が
 頭と首の付け根を締め付る
 襲いかかる不安とイライラ

 いっそのこと土砂降りになれ
 そしてこの何ともいえぬ不快な
 雷のバリバリ音をかき消してくれ
 
posted by hidamari at 23:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩歌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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