2010年05月02日

映画の感想(アンナと国王)

 1999年アメリカ作品  主演 チョウ ウンファ、 ジョディー フォスター
 古典名作「王様と私」のリメイク
 昨晩、サタデーシアターで観た映画である。

 時代物で史実にそったもの、しかも身分の差がある 恋愛もあり、私の大好きなジャンルの物語であった。
 19世紀の中頃、シャム(タイ)のモンクット王に請われて皇太子の家庭教師として英国から赴任したアンナ。
 最初は、封建的な法律や文化の違いに、王様に対してことごとく反発する。
 しかし、その中で生活するうちに、子供たちや周りの女性たちの純粋な気持ちに触れ、何より王様のりっぱな人格を知ることになる。
 それでも、奴隷制や女性に対する束縛、それを破ったときの厳罰を目の当たりにしたアンナは、帰国を決める。
 しかし結局は踏みとどまり、王様の窮地を救うことに尽力する。
 ここが私の好きなところだが、最後、王様とアンナは愛を確認しながらも、宮殿のしきたりは超えられず、別れの時がくる。
 王様の最後の言葉が心に沁みるものだった。
 「私にもやっと分かりました。たくさんの女性を妻にしているが、貴女だったら1人でよかった」
 アンナには、何よりの愛の証しに思えたことばだろう。
 原作は、アンナ・レオノーウエンズの体験記だという。
 王様は、ラーマ4世、アンナが家庭教師したラーマ5世は、後年シャム国の奴隷解放や裁判制度の見直しを行ったその人であった。

posted by hidamari at 21:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 読後感・映画の感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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