2010年08月02日

夢小説・子取り鬼

bP
 私はずっと引きこもっています。
 といっても短大を出てフリーターとして2年くらいは働いていました。
 パン工場、スーパーでのお総菜作り、宅急便の仕分け等職場を転々と変わりました。
 一生懸命働いても賃金がとても安いので、ずっと実家を出ることができませんでした。
 それに友人もできませんでした。
 そんなある日、朝寝坊をしてしまいました。
 とたんに何だか職場へ行く気がしなくなり、それ以来、自分の部屋から出られなくなったのです。
 それから3年も過ぎてしまいました。
 親は「いい若いものが部屋でウダウダしているのなら死んでしまえ」と言います。
 私もそう思います。
 でも死ぬのも面倒くさいです。
 私は女の子なのに、もうずっと鏡を見ていません。もちろん化粧もしません。いったい自分が今どんな状態になっているか見当もつきません。
 でも、そんなこともちっともかまわないのです。
 だって私の頭の中は無です。ただ生きてはいるのです。
 ところが、最近気になって仕方ないことがあります。
 それは窓から風に乗って聞こえてくる、子供たちのキャーキャー騒ぐ声であります。
 私の家の前は小学校で、前にグランド、その片側に体育館があるのですが、声はその体育館からするのです。
 殆ど毎日午前中に聞こえてきます。
 2階の私の部屋からは、グランドが真下に見えます。
 グランドを横切って行けば体育館はすぐです。
 ある時私は、なぜだか分かりませんが、体育館で何が行われているのか、無性に知りたいと思いました。
 その日、運動場は静まりかえっていましたが、体育館からは相変わらず、子供たちの声が聞こえていました。bQへ

(私はよく夢を見る。その夢がとても面白いので、書きとめてみようと思った。カテゴリー夢小説で綴っていきたいと思う)
posted by hidamari at 21:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 夢小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック