2010年10月24日

夢小説・猫学校

bQ
 目が覚めたら太陽が西の空にあった。
 私はピョンと歩道に飛び降りた。
 辺りをぐるっと見回す。
 いつもと何も変わらない。
 いろんな人が通るが、誰も私のことをかまってくれない。
 そんなことはちっともかまわないが、時々「しっ、こらっ」というヤカラがいる。
 そんな時はフンと睨みつけてやる。
 私は今お腹がへっているのだ。食事にありつく算段をしなければならない。
 裏通りは飲み屋街、そろそろお店を開店する時刻だ。
 私は界隈を物色しながら、そろりそろりと歩きまわる。
 するといい匂いがしてきた。
 ぱんぱんに膨らんだポリバケツからだ。
 ヒョイと飛びのると、フタは簡単に開いた。
 今夜もご馳走にありつけた。たらふく食べて満足した。
 再び商店街へ行き、すっかり夜のとばりがおりた道路を散歩していると、通ったことのない路地が目に入ったのだ。
 幅が1mくらいしかない小さな路地だったが、私はなぜかそこに吸い込まれていったのである。bRへ
(カテゴリー夢小説で連載)

posted by hidamari at 22:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 夢小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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