2011年03月01日

映画「プリンセス・シシー」「若き皇后シシー」「ある皇后の運命の歳月」

 オーストリア映画
 1955.1956.1957 製作 エリザベート3部作

 宮廷物語大好きである。
 今テレビで韓国宮廷ドラマ「イ・サン」にはまっているが、元々ヨーロッパの宮廷物語が大好きである。
 ヨーロッパのそれは、児童文学のようなファンタジーの世界で、ロマンにあふれており、しかも衣装や風景が女子の心を虜にさせるのである。
 19世紀のオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の皇后エリザベート、愛称シシーのお姫様物語である。
 シシーは明るく聡明で超美人、事実エリザベートはこの頃ヨーロッパ王室1の美人といわれていたそうだが。
 映画は、彼女の良い面ばかりクローズアップされて描かれているので、ただ美しくて華やかで心が和む楽しい映画だった。
 事実は、自分勝手で浪費家で公務を顧みず、旅行ばかりしているというような側面もあったとか。
 ハンガリー独立には大いに貢献しているのだが、それはちゃんと映画に反映されていた。

 1部では、フランツ王との出会い、2部では姑皇太后との確執、3部では病気や政治活動をも織り込んで、十分ストーリー性もあるが、全編、宮廷生活の日常を垣間見るような感じの映画だった。
 3部で、シシーの実家の母親が、娘の療養先での看病をかって出るのだが、高貴な世界であっても母親の愛は、普遍で尊いものだとつくづく思った。
 母親役のマグナ・シュナイダーは、シシー役ロミー・シュナイダーの実母だということ。
 画面を見ながら良く似ていると思っていたが、なるほどと思ったことだった。
 皇帝フランツ・ヨーゼフ役のカールハインツ・ベームは、気品にあふれ正に皇帝そのものだった。かっこよかった。
 監督はエルンスト・マリッシュ。

posted by hidamari at 21:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 読後感・映画の感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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