2011年12月04日

映画 「大日本人」

2007年 日本映画  監督 松本人志  脚本 松本人志 高須光聖
出演 松本人志 竹内力 UA 神木隆之介 板尾創路

 公開された当時、テレビで宣伝されていたのを見て、絵面としてもきれいとはいえず、むしろ汚く、何か子供騙しのような気がして見る気がしなかった。
 公開される前は、多いに話題になったが、公開されてからはばったりで、むしろ悪評が高かった。
 ところが最近、NHKBSで「松本人志の文化祭」という名目で、1日彼の特集番組をやっていた。
 NHKが何の意図で、松本さん1人のための特集をやるのか真意は分からなかったが、私は完全に乗せられ、その中で映画、「大日本人」を観てしまった。
 正直、おもしろかった。意外ではあったが。
 映画に定義があるとすれば、これは映画とはいえないかもしれない。
 大々的なコントの長い物、といった方がいいかもしれない。
 とにかく、ずっと笑っていた。
 主人公、大佐藤大(まさる)は、獣を退治することを生業としている一族の6代目である。
 その大佐藤大の日常を、テレビ局が密着取材をしているという設定。
 大佐藤大の日常は、何気に社会風刺も入っている。
 自然環境を守りましょうという立て札が、1番環境を破壊しているとか、昔英雄だった人も老人になれば、ただのお荷物でしかないとか、取り立てて言うわけではないが、何となく訴えているのが、微妙に可笑しい。
 また、そのありえない変身ヒーローの戦いが、バカバカしくて、おもしろい。
 ツボにはまったのが、巨大キャラクターに変身して走る、大佐藤大の腕の格好である。
 その格好を見る度に、私は笑ってしまった。
 また、大佐藤大が取材に受け答えする一言一言、一挙手一投足が、可笑しくてたまらなかった。
 思ったことは、全てが単純におもしろかった、ということだ。
 彼の笑いは、オリジナリティーがある。
 ジャンルは違うかもしれないが、チャップリンを匂わせる。
 徹底的に笑いを追求している真面目な態度は、彼と通じるものがあるのではないだろうか。
 驚いたのは、製作費が10億円かかっているということ、どこにそんなにかかるのだろうというほど、画面で見る限りは、チャチなセットばかりだったけど。
 それより驚いたのは、興行収入が11.5億円ということ。
 ぼろくそに言われた割には、1.5億円の利益ではないか。
 余談だが、昨晩NHKの番組「松本人志のコント」、相当おもしろかった。
 お腹が痛くなるほど笑った。
 私、やっぱり、松本さんのファンなのかもしれない。
 松本さんの笑いのツボが分かるもの。

posted by hidamari at 22:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 読後感・映画の感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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