2015年02月24日

ドラマ“渡る世間は鬼ばかり”2時間スペシャル 前・後編

 私ばかりでなく視聴者が待ち望んでいるのだろう、“渡る世間…”の続々編が2週に渡って放映された。
 岡倉大吉役の宇津井健さんが亡くなられて、どうなるのだろうと思ったが、ドラマの中でも大吉さんが、急逝されたという設定で、今回物語は始まった。
 橋田さんの一般社会のかかえる悩みにおける着眼点は衰えてはいない。
 今回のテーマは親の遺産相続問題。
 岡倉家に限らず、人は皆、一度は、それが負の財産であれ遺産相続に直面する時期がやってくる。
 その時、子供たちは夫々どんな対処をするのだろうか。
 人生で大金が入ってくる機会があるとすれば、それは退職金と親の遺産といわれる。特に親の遺産は個人に夫々与えられるもので、配偶者等何の権利も有さない。ほんとうに嬉しいプレゼントなのだ。
 私たち3姉妹も、大金ではないけれど、まとまったものを頂いた。ほんとうに親に感謝している。
 幸い私たちには親の遺言状があったため、スムーズに事が運んだ。至れり尽くせりで、これもほんとうに親に感謝していることである。
 私も親に見習って、子供たちにいくらかでも遺してやりたいし、その時は、スムーズに事が運ぶように準備したいと思っている。でも、遺すものあるかなあ。
 さて、岡倉家には大吉の遺言状がなかった。
 「おかくら」を支えていた5女の長子以外の娘4人は、相続放棄するつもりでいたのに、当の長子はおかくらを続ける意志がなかった。
 おかくらを処分して、資産を5等分すると宣言する。
 それを聞いた娘4人は、予期せぬプレゼントにときめかないはずはない。夫々使いみちに夢をはせる。当然のことである。
 しかし、事態は、そう簡単にはいかなかった。
 長子の長女日名子の反発。おかくらを継ぐことを目標にお店を手伝っていた彼女は、家を出て料理の修行をするという。
 長子は日名子の熱意にほだされて、おかくらを存続させることを決意する。
 そこで取った長子のアイディアがすばらしかった。
 遺産相続は5人で当分し、ただしその分はおかくらに投資してもらう。すなわち株主になってもらうということ。将来利益が出たら配当をもらえるという夢がある。姉妹でお店を支えるという責任もうまれる。
 橋田さんはすごいと思った。
 まず1人が相続するという話は、リアル社会ではありえない。そこを踏まえてこのようなストーリーになったのだろう。
 他に、真の舅の介護問題もあった。
 これは、あまりにも出来過ぎという感じはした。
 でも、お金さえあれば、ちゃんと介護してくれる施設があるんだ、と思った。
 となれば、我々は、これからそのお金を貯めなければならないのだ。
 こちらはまだ問題が残りそう。
 また、来年も続編をお願いします。橋田壽賀子様。
 あと、今回勉強になったこと。
 遺産相続税の改正。
 基礎控除が5,000万円から3,000万円に
 改正前:5000万円+1000万円×法定相続人の数
 改正後:3000万円+600万円×法定相続人の数
 ゆえに、子供2人が法定相続人の場合、4,200万円までが非課税ということ。
posted by hidamari at 21:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 読後感・映画の感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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