2015年03月17日

映画“マイ・ルーム”

 1996年 アメリカ映画
 監督 ジェリー・ザックス
 キャスト メリル・ストリーブ  ダイアン・キートン  レオナルド・ディカプリオ  
 
 19年前のアメリカ映画、なのに内容は、まさに今日本が抱えている社会問題そのものだった。
 人種や住む国が違っても、人間の営みは何ら変わらず、従って家族の確執や絆は、世界中が共通していることだと、つくづく思ったことだった。
 物語は長年交流が途絶えていた姉妹が、20年ぶりに一緒に暮らすようになって、過去にあったわだかまりを払拭し、絆を新たに構築するという話しである。
 心優しい姉ベッシ―は、自分の人生を犠牲にして、実家に残り両親のめんどうを見ていた。今では母が亡くなり、一人で認知症の父と叔母の世話で明け暮れている。
 自由奔放だった妹リ―、美容師をしながら2人の息子を育てるシングルマザーである。
 ベッシーは、自分の白血病というのっぴきならない状態を知り、ここにきて初めて妹リーに助けを求めた。
 リーは、問題を抱えている長男ハンクと二男を連れて、とりあえず実家にかけつける。
 実家には、ベッドに寝た切りの憐れな父親の姿があった。
 その父親を、献身的に介護するベッシー、しかも自身は白血病、何とか姉を助けたいという気持ちが湧いてくる。少年院へ入っているほど、心が荒んでいるハンクも、ベッシ―の溢れる肉親愛に触れて、徐々に心を解かしていく。
 最終的には、当初の目的であった骨髄移植、その適合性を検査した結果が、3人とも不適合というアンラッキーな結末に。
 でも、そこには、家族に、思いやる愛と深い絆が芽生える始まりがあった。
 この映画を観ての感想だが、家族とは何ぞや。
 それは、たとえ、長年会わなくても、一たび会って心を開けば、心は必ず通じるということ。
 なぜなら、家族には元々繋がっている絆が存在しているから。
 ダイアン・キートンがキュートで魅力的だった。
 レオナルド・ディカプリオが若くてハンサムなのにはびっくりした。
 メリル・ストリーブ、あれから20年たっているんだ。それにしては、今もあまり変わってないような…。
 タイトルの「マイルーム」だが、原題は、「マーヴィンルーム」ということ。マーヴィンとは、父親の名前だとか。
 あの部屋で、父親を囲んで鏡で遊ぶ家族の姿が象徴的だった。
posted by hidamari at 20:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 読後感・映画の感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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