2015年04月26日

やはり母が好きだった

 静まりかえっている家の中
 父が座敷でもくもくと南画を描いている
 縁側の窓のカーテンがゆらゆら揺れている
 これはきっと5月の風
 私は父の背中の見える部屋で本を読んでいた
 眠くてたまらない
 父は何の絵を描いているのだろう
 そういえば 母の姿がない
 「父さん 母さんは?」
 「いるだろう?」
 「どこに?」
 「どこって、どこかそこらへんにいるだろう?」
 「母さん!かあ〜さ〜ん」
 部屋から部屋へ
 母を探す
 父の方が好きだとばかり思っていた私
 探しながら
 なぜだろう 
 私はやっぱ母が好きなんだと思った
 母は部屋と部屋の間の細い板の間に倒れていた
 ……
 これは朝方 私がみた夢の話
 久しぶりに 父と母の夢をみた
 母は悲しい姿だったが
 父と母と私3人の平和な生活
 短い期間だったけれど 遠い昔に確かにあった
 目が覚めると
 身体中の血液がじんわりと温まった


※今日夫はウォーキング例会に参加した。
 歩いた距離――10.4km  歩数――15,086歩  所要時間2時間8分  参加者27名
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posted by hidamari at 22:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩歌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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