2015年06月01日

映画“ショコラ”

 2000年 アメリカ映画 ジョアン・ハリス原作
 監督 ラッセ・ハルストレム
 キャスト ジュイエット・ビノシュ  ジョニー・デップ  ジュディー・デンチ

 当時、というと、もう15年前になるが、話題になった映画と覚えている。チョコレートのことをなぜショコラというのだろう、と無知な私は思っていた。もちろんフランス発音ということは、後で分かったことである。
 物語は、
 北風とともに、フランスのある村にやってきた赤いコスチュームを身に付けた親娘。いかにもその村には不釣り合いだった。なぜならそこは敬虔なクリスチャンの村だったし、しかも断食中だったから。そんな村で、この主人公ヴィアンヌ(母親)は大胆にもチョコレート店を開く。
 当然村長が中心になって追い出しにかかる。そんな弾圧にもめげず、明るく優しい彼女は、美味しいチョコを振る舞うことで、村人に溶け込もうとする。彼女に傾倒していく村人も出てくる。ということは、こちらもひとつの宗教のようなものである。
 さて、私の感想だが、宗教とは、断食とは何ぞや、ということだった。
 この村の宗教は、単なる慣習で、上からの押し付けのような気がした。人は寄りどころがないと生きていけない人もいる。宗教を信じるのは、自分のためで、断食は自分を戒めるためのものだろう。
 また、チョコレートの効能を広めるため世界中を巡っているヴィアンヌも宗教を広めるのに似ている。娘のアヌークは否応なく母親についてまわらなければならない。
 しかし、ヴィアンヌがこの地を訪れた青年ジプシーに恋をすることで、事態は変わる。娘アヌークが切望したひとつ所に定着することを暗示する。いわゆるハッピーエンド。
 愛は宗教に勝ったということか。
 この映画には原作があるという。
 それは、童話のような優しさと美しさに包まれたストーリーだった。「アルプスの少女ハイジ」とか、「秘密の花園」とかを思い出させた。私の大好きなジャンルである。
 特記すべきは、主人公を演じたジュリエット・ビッシュの優しい笑顔の美しさと、青年ジプシー、ルー役の精悍な美青年ジョニー・デップの魅力だろう。
 余談だが、私はチョコレートが大好き、毎日食べないと気がすまない。
 これって、精神安定剤になるのかなあ。
 でも、ヘモグロビンの数値が少し高いのは、…どうなんだろう?
posted by hidamari at 21:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 読後感・映画の感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック