2016年01月10日

読後感“マチネの終りに”

 平野啓一郎作
 新聞小説「マチネの終りに」が、今日307回をもって最終回となった。
 予め、1月10日が最終回と記してあったので、心の準備は出来ていたが、やはり最後はあっけなかった。
 ただタイトルの意味が、ここではっきり分かったと同時に、作者は当初からエンディングをここにしようと決めておられたことが察せられた。
 「マチネ」とは、フランス語で昼間の公演のこと。ちなみに夜の公演は「ソワレ」。
 蒔野はコンサート会場で、洋子の存在を確認した時、公演が終わったらセントラルパークを散歩すると公言した。明らかに、洋子に向けて言ったことばだったし、洋子が来てくれることをなぜか疑わなかった。
 最後に作者は、蒔野の心情と将来をリルケの詩(幸福の硬貨)に託した。ずるいよ、と思った。
 童話の中の男女なら、めでたしめでたし、で終わるのだろうが、現実は生活があるわけで。
 さて、この小説にはモデルがいるということ。
 実際はこのあと2人はどうなったのだろうか?
 ベッキーさんのこともしかり、不倫愛で幸せになるということはないのですから。

※夫は今日元職地区囲碁例会に出席した。
 成績 ―― 7段でして4勝1敗 優勝 商品券2,000円get
posted by hidamari at 21:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 読後感・映画の感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック