2016年02月14日

読後感“追いかけるな”―大人の流儀5

 伊集院 静著  2015年11月講談社発行

 伊集院氏のシリーズエッセイ集第5段である。
 先頃、テレビ対談でマッチ(近藤真彦)と彼の対談を観た。
 昨年マッチに頼まれて、「おとなの流儀」の作詞をされている。
 その歌に私は感動した。
 流行ればいいなあ、と思っていたが、今の時代に合っていないのか、あまり聞こえてこないような… 残念でたまらない。
 今回のテーマは「追いかけるな」である。
 それはさておき、読んでみてそんな説教じみたものではなかった。
 日頃の彼の思いとまわりに起きている出来事をたんたんと述べることで、彼の人柄と、彼の哲学を垣間見ることが出来たというところか。
 私が思うに彼はかなりのナルシストで、自由奔放に生きている人。根底には家族、特に両親への思いを強く持っている人。今回はペット(犬)に対する愛情も満載だった。全てがクールに見えていたので、これは意外な一面だった。意外と愛情豊かな人かな。
 ただ、ひとつだけ腑に落ちなかったことは、毎年大晦日には奥様とではなく、母上と過ごされるということ。なぜ奥様を同伴されないの? 奥様は寂しくないの? 犬がいるからと言われるかもしれない。
 でも、これも「追いかけるな」、大人の流儀ということかなあ。
posted by hidamari at 14:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 読後感・映画の感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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