2016年02月15日

NHK土曜ドラマ“逃げる女”

 1/9〜2/13  22:00〜22:44  
 脚本 鎌田敏夫   出演 水野美紀 仲里依紗
 
リアルタイムではなく録画したものを全回観た。
 これぞNHKというドラマだった。
 ジャンルはヒューマンサスペンスドラマなのか。
 ドラマを観る場合、大河と朝ドラは別として、まずキャストや脚本を見て、興味が沸いた時だけ観ることにしている。
 で、最近若者向けの物ばかりなので、殆ど観ることはない。
 今回、このドラマにはまったのは、ロケ地が我が長崎県だったこと。行ったことがある佐世保、平戸、松浦の素朴な町並みや、海や畑の景色がとても美しく、何といっても私には臨場感があった。
 今一つは、仲里依紗の迫力ある演技だった。彼女は長崎県出身、前にNHKドラマ「つるかめ助産院」で初めて見た時も、容姿だけでなく演技も上手いなあと思ってはいたが、こんなに迫真の演技をするとは驚きだった。演技に定評のある水野美紀をも上回っていたような。
 さて、ドラマの内容だが、ある種エリートだった養護施設美人教員が、冤罪を受けて8年もの長い間服役したあと、冤罪がとけて晴れて戻ってきたものの、そこからまた始まる逃亡劇のお話である。
 中学からずっと信頼していた親友(あずみ)からの裏切りで、冤罪を受ける羽目になった主人公梨江子。梨江子は、あずみの真意を確かめたい一心で彼女を探す。その途中で、あずみは、梨江子につきまとう仲里依紗演じる謎の若い女性、美緒に殺される。
 そこから梨江子もなぜか彼女と共に逃亡を続けることに。
 そこで分かっていく人間夫々の育ちの違い。育った環境で人間はそれなりに構成されていく。それが劣悪であった場合、大人になってしまったらそう簡単に更正されるものではないのだ。
 思ったことは、罪を犯す人は愛情をかけてもらっていない人。どんなに貧乏でも不遇でも誰かに、愛情さえ、かけてもらっていたら、こんな悲惨なことにはならなかっただろう。
 梨江子は美緒を通して、あずみの真意も知ることになる。
 一貫して梨江子は、崇高で優しい。
 ここはちょっと現実離れしているかなあ。
 感想としては、子供を産んで育てるということは、どんなに重大なことかということ。
 生まれる時は誰も同じように純で無垢な者。
 その子供を社会に役立つ人間に育てるか、犯罪者に育てるか、全て親の責任なのだ。
 今まさに話題になっている宮崎元国会議員は真剣に育児のことを考えていないのでは。
 遊びながら育児をしたら、それなりの人間にしか育ちませんよ。
 今後は、しっかりと本腰を据えて、本業として育児をしたらどうかと提案したい。
 このドラマを観て、こんなことも考えてしまったのです。
posted by hidamari at 22:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 読後感・映画の感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック