2016年12月21日

大河 “真田丸” 最終回

 今回の大河で私は初めて真田幸村という人物の人となり、はたまた徳川と豊臣との戦いにおける彼のポジションを知った。
 振り返れば、彼の人生は、いつも脇役だった。
 青年時代は父親の兄の後ろにいた。
 独立してからは秀吉、家康、石田三成、秀頼の家来だった。
 ということは、堺雅人さんは初回から出ずっぱりではあったが、インパクトがあったのは、むしろ彼らの方だったかも。
 いわゆる主役はその時その時で代わっていった。
 堺さんも、幸村と同じように、主役としてはどこか吹っ切れないところがあったのではなかろうか。
 常にトップではない人生で、しかも最後は大将として残念な結果の負け戦だった。にも関わらず、なぜ彼は後世に名を残したのか。
 考えるに、彼の穏やかな性格と頭の良さ、ここぞという時の勇猛果敢さ。
 何より、深い家族愛が、人望にも繋がったのではなかろうか。
 最終回の視聴率が意外と低いと感じる人もいるだろうが、私は頷けるところがある。
 私の場合だが、私はどうしても豊臣方に味方してしまう。
 豊臣が滅亡するのを見たくない。
 しかも幸村が亡くなる姿を見なければならないなんて。
 この大河が続くなら、私はこの回だけは、スルーしてしまうだろう。
 でも、私は覚悟して、この最終回を観ましたとも。
 下記は、幸村が親族に送った手紙のことばである。戦いにはいつも死を意識していたのでは…
「定めなき浮世にて候へば、一日先は知らざる事に候。我々事などは浮世にあるものとは、おぼしめし候まじく候」
posted by hidamari at 22:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 読後感・映画の感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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