2017年05月26日

読後感 “騎士団長殺し・第1部”

 村上春樹著  2017年 新潮社

 村上春樹氏の新作として発表され、話題になった時すぐに図書館に予約したら、意外と早く順番が回ってきた。
 読み始めたのが昨日夕食後、今日返却日だったので、深夜2時まで掛かって読み上げた。
 まずプロローグから読んだ。
 内容がなかなか頭に入らない。
 「騎士団長殺し」というぶっそうなタイトルを見て、西洋の時代物かなあ、と思ったが、それが絵のタイトルだということだけは、すぐに分かった。
 ただ、この小説がなぜそのようなタイトルがつけられたかは、25章でやっと理解出来た次第。
 物語について行けない時、私は、後ろから読むことにしている。
 この本もなかなかのめり込むことが出来ず、遅々として先に進まなかった。
 で、1/3ほど読んだところで、最後の章から読むことに。
 すると、進む進む、簡単に読了出来た次第である。
 物語は、離婚にむけて準備している男性画家が、他人の別荘(空き家)で独居しているのだが、その中で、不可解な世界との遭遇あり、現実の世界の人々との触れ合いありのお話。
 その何がそれほど優れた作品なのか。
 考えてみる。
 空想と現実をうまくかみ合わせて、読者に創造力と刺激を与えてくれるところではなかろうか。
 漫画「ドラえもん」が子供に人気があるのは、現実ではありえないと分かっていても、楽しい世界が味わえ、心が満たされるからだろう。
 小説は創作だから自由自在になんでも出来る。
 読者は常に、視野の広い、想像もつかない面白い世界の小説を待っているのである。

※今日図書館にこの本を返却したら、“第2部”が即借りられた。
 感想は後日。
posted by hidamari at 22:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 読後感・映画の感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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