2018年01月21日

映画 “8年越しの花嫁”

 2017年 12月 日本(松竹)映画
 監督 瀬々敬久  脚本 岡田惠和
 キャスト 佐藤 健  土屋太鳳
 
 今年元旦に劇場で観た映画。
 前評判はかなり高かったが、老人の私にはあまり興味がなく、別に観たくて観た映画ではない。
 元旦に劇場で映画を観るのが私のおきまり、で、例年そうだが概ね観たい映画は上映していない。
 その中で、チョイスした映画。
 物語は、岡山県に暮らす結婚を約束した若いカップルに起こった、突然の禍とその後の顛末の奇跡。
 佐藤健、土屋太鳳という美男美女が演ずるこの愛の軌跡、これが実話でなかったら、こんな話ありえへん、とそっぽを向いただろうが、これが実話となると、さすがの老女私めも、感動せざるをえなかった。
 身体障害と記憶障害が残った彼女を、8年間愛し続け、介護し続けた青年。
 長いこと生きてきた身からは、8年間はそんなに長くはないが、1番大事な20代〜30代の8年間はやはり長い、これを先の見えない人に託することは、普通の人は出来ないのでは。
 彼はやはり只者ではない、愛に満ちた人間的にも西郷どんのようにおおらかな男性だったのだろう。
 また、彼女の両親も、彼に負けず劣らず愛に満ちたおおらかな人たちだった。
 だからこそ奇跡は起きたのだ。
 この世は意外と化学的には解決されなくても、神がかり的、精神的なもので解決されることもあるのでは・・・
 この映画を観て、もう一つ感じたことは、人間の身体の危うさである。
 いつ何時でも、どういう形ででも、信じられないような恐い病魔は襲ってきて、人の人生を狂わせるのだなあ、ということ。
 そしてそれを治すには、奇跡を待つしかないということ。
 私には、その方が、心に重くのしかかってきたのである。
posted by hidamari at 21:32| Comment(0) | 読後感・映画の感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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