2018年06月11日

映画 “海街ダイアリー”

 2015年 日本映画  原作 吉田秋生作同名コミック
 是枝裕和監督
 キャスト 綾瀬はるか 長澤まさみ 夏帆 広瀬すず
 
 先ごろ是枝監督がカンヌ映画祭で最優秀作品賞を受賞されたのを記念して、放映された「海街ダイアリー」をテレビで観た。
 原作が2006年に発表されたコミックだということも、作者が現在61歳の女性だということも全く知らなかった。
 漫画は「さざえさん」しか読んだことがない。 ちなみに「さざえさん」は全巻ストックしている。 
 有名な「ベルサイユのばら」もあまり興味がなかった。
 子供の頃は、白雪姫やシンデレラ姫等の童話をモチーフにした漫画が好きだったのでたくさん読んだ。
 だが、今日本社会に氾濫している漫画に、こんなジャンルもあるのだということを知り、このようにほのぼのとした家族の風景をモチーフにしたものなら、私もぜひ読んでみたいと思ったことだった。
 さて映画の感想だが、一言でいうと、私の好きなジャンルでまあ面白かった。
 いわゆる家族の絆は素晴らしい、ということ。
 傍から見ると、親から見放された4姉妹、夫々自由勝手に生きているようで、危なかしくて見てはおれない。
 私は正直、こういう世界が成り立っているのは、親が財産を遺してくれているからだと思った。 
 ところがそうではないことが徐々に分かってくる。
 4姉妹は、勝手気ままなようで、芯はお互いを思いやっており、深い愛で結ばれているのだ。
 実は末っ子4女は、父親が家を出て他の女性との間に設けた子供なのだ。
 その子を他の3人は、父が遺してくれた唯一の財産だといって喜ぶ。
 ちょっと泣ける。
 父親はきっと、子供たちを分け隔てなく大事に育ててきたのだろう。
 一緒にいた時間は少なくても、受けた愛情を子供たちは忘れない。
 人間形成は子どもの頃に出来上がるのだ。
 今起きている悲惨な幼児虐待事件。
 この劣悪親たちは、不幸にも、生まれた時から今まで、親の愛を受けたことがないのだろう。
 その点、子育ては本当に大事です。
 それにしても、兄弟、姉妹はいいなあ。
 逆に、一人っ子は可哀そう。
 ぜひ兄弟、姉妹を作ってあげてほしいなあ、と、そんなことを思わせた映画でした。
posted by hidamari at 21:38| Comment(0) | 読後感・映画の感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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