2018年11月19日

読後感 “いろいろあった人へ―大人の流儀Best Selection”

伊集院静著  2018年 講談社発行

 伊集院静さんのファンなので、新聞で紹介があってすぐ図書館に予約した。
 彼の波乱万丈の生き様が、諸、重厚な小説なのだ。
 だからそれらを切り取って書かれたエッセイが、面白くないはずはない。
 前にも書いたと思うが、元妻故夏目雅子さんが亡くなって、意外とすぐに女優の篠ひろ子さんと再婚された時、私はなんて薄情な人だろうと思った。
 ところが「お父やんとオジさん」を読んで、彼が、いかに情が厚く、家族思い、友人思いかを知った。 そこで彼の見方が一転した。
 それにしても彼の交友関係は、広くて、しかも素敵な人たちばかり。
 それが彼の人生を豊かにしているし、作品にも繋がっていると思った。
 今回の「いろいろあった人へ」には、元妻夏目雅子さんへの今も消えぬ想いが言及されている。
 これは、今の奥様の後押しがあったとか。
 それまでは、今の奥様の気持ちを察して、タブーにしておられたのだろう。
 ほんとうに優しい人なんだなあ。
 また、愛犬のくだりも多かった。
 私には、ペットの可愛さは分からない。
 でも、ちょっと羨ましい。
 最近は特に、犬好き、猫好きな人の話が多すぎる。
 まあ、そんな人に悪い人はいないんだろうなあ。
 伊集院静さんも、ご多分に漏れず、良い人だとお見受けした次第です。
posted by hidamari at 21:42| Comment(0) | 読後感・映画の感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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